Monthly Report No.419

マイ仙台暮らし

2度目の仙台を大切に
過ごしています

幹事 増子敦(JTB 東北エリア広域代表)

風光明媚な杜の都

心が和む風光明媚な四季を感じさせてくれる杜の都。2度目の仙台での生活も早1年が経過します。大自然はもちろんのことかつて生活をしていたころと変わらず、定禅寺通りで開催された青葉まつり、仙台七夕、光のペイジェントなどのイベントに満喫しています。

1度目の仙台は、2004年(平成16年)から2年間でした。新婚ほやほやの私が、病に侵され、外科手術後の抗がん剤治療を受けていたころでした。当時会社は仙台駅の東口の森ビルにあり、東北楽天イーグルスが創設したころでもありました。治療で滅入る気持ちを癒してくれた夜の野球観戦や、祭りやイベントの数々に勇気づけられたものでした。

当時は、何とか病に打ち勝とう葛藤の連続だったことが思い出されます。

五感で薫りを感じる生活

あれから16年以上の月日が流れ、その間5度の転勤で、仙台に帰ってきました。会社は仙台駅西口に移り、住まいも同様に西側に移しましたが、今の住まいでは、以前以上に四季の彩を五感で感じています。病も無事克服し、休日には散歩を楽しんでいます。いまでは、1週間の天気予報をみて、散歩ルートを考えるのが楽しみにもなっています。時を忘れ、「無」になり、五感で薫りを感じるというか、そうしたゆとりを感じながら生活をしています。当時の景色を残す希望のエリアと、一変し未来へ繋ごうと新しい施設が立ち並ぶエリアと、東日本大震災を乗り越えた強い仙台の思いを感じます。

未来の観光業に光を

今は、長期化するコロナ禍の影響から、多くの観光産業の人々とともに元気を取り戻せるようにと、四季折々に楽しめる観光に磨きを掛け、着地型の観光開発としてサステナブルツーリズム、アドベンチャートラベル、訪日外国人旅行者向けの高付加価値旅行の推進など思いを巡らせています。他にも地域の課題に直視し、トラベル事業を超え、東北の各地域の復旧復興を支えてきた企業の皆様と共に東北の価値創造を高めるCSV(共有価値の創造)、M&E誘致、企業誘致、スポーツやエンターテイメントを通した元気な街づくりも進め、社会貢献に挑戦していきたい、そう感じています。

2度目の仙台には、久々に妻と義母と同居をはじめました。ドライブや料理、散歩をしながらの食べ歩き、四季の薫りとともに仙台のイベントを楽しみたいと考えています。

元気をもらった1度目の仙台。その恩返しが少しでも未来の観光業に光を灯せればと考えています。仙台経済同友会の皆様と次の1年は、更なる交流が叶うよう、積極的に参加させていただきますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

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例会DIGEST

令和5年の新年会を盛大に開催

ご歓談の様子

当会では、新春を寿き会員の交流を深めるため、毎年1月に新年会を開催しております。

昨年は新型コロナウイルス拡大の影響により、開催を見送りましたが、今年は1月30日に伝承千年の宿 佐勘において、宮城県副知事・池田敬之様、仙台市長・郡和子様をお迎えし執り行いました。

小林英文代表幹事の年頭挨拶、来賓からの祝辞、西井英正代表幹事の乾杯後、参加者一同がマスク着用のうえ大いに交流を深め、盛会のうちに終了しました。

郡和子市長の祝辞 郡和子市長の祝辞
池田敬之副知事の祝辞 池田敬之副知事の祝辞
小林代表幹事の挨拶 小林代表幹事の挨拶
西井代表幹事の乾杯 西井代表幹事の乾杯
深松副代表幹事の中締め 深松副代表幹事の中締め

お知らせ

「あおちゃんを救う会」の
寄付について

皆様に多大なるご協力をいただきました、あおちゃんの心臓移植の件ですが、事務局より近況をアップデートいただきました。(詳細は、https://ao-sukuukai.jp/ よりご覧ください。)