Monthly Report No.420

マイ仙台暮らし

健康第一に楽しむ
「MY 仙台 LIFE」

東京海上日動火災保険株式会社 仙台支店長 笠原秀介

たくさんの「やりたいリスト」を胸に

仙台に赴任してちょうど二年が経過します。

人生で東京を離れて生活するのは、三十歳の頃から四年を過ごした宮崎に続き二度目。初めての東北での生活故に温泉巡り等、たくさんの「やりたいリスト」を胸に仙台に参りました。

まずは学生時代と宮崎で修練した少林寺拳法。赴任早々に仙台市内にある少林寺拳法の道院(道場)の門を叩き、以降お世話になっています。

十七年ぶり、加えて体のガタや衰えは隠せませんが、土曜日の夜はお酒を断ち、道院の子供達と一緒に汗を流しています。

愛車のオートバイとともに

昨夏には、当地で手に入れた愛車のオートバイ(900cc)に跨り、地元企業経営者の方と山形へさくらんぼ狩りに行き、また地元名士の方のご厚意で「仙台七夕花火祭り」を特等席で楽しみました。

仕事を離れ、地元の方々と親睦の機会を持て、また多少でも青少年育成のお手伝いもさせていただき、地元の方々の輪に加えていただけることを大変有難く思っています。

齢50半ばにして、サラリーマン生活は仕舞支度が近づく中で、会社の名刺によらない人とのお付き合いを大切にしたいと黙考する今日この頃です。

「MY 仙台 LIFE」

楽しい充実した「MY 仙台 LIFE」ではありますが、甚だ残念なことに令和五年の新年早々に頸椎を痛め、今は少林寺拳法もバイクも「お預け」です。

やはり何事にも健康が一番、これからも健康第一に仙台での生活を楽しみたいと思います。

皆さま、今後ともよろしくお願い申し上げます。

気合を入れて、いざ道院へ 気合を入れて、いざ道院へ
山形からの帰路、愛車とともに 山形からの帰路、愛車とともに
浴衣で粧して、た~まや~ 浴衣で粧して、た~まや~

※「マイ仙台暮らし」では会員様のコラムを募集しております。掲載をご希望の方は事務局までご連絡ください。

幹事会だより

2月27日に開催された幹事会の様子

2023年2月27日

今月の幹事会では、小林代表幹事からの挨拶に続き、まずは会員異動について審議を行い、満場一致で承認されました。引き続いて、事務局より各委員会の活動状況(まちづくり委員会、人材育成委員会、地域創生委員会、起業支援委員会等)について、来年度の役員改選に伴う役員選考委員会の設置と、意見を取りまとめて代表幹事に答申する特別幹事(役員選考委員)の任命について報告を行いました。

その後、各委員会の担当副代表幹事から、部活支援プロジェクト(まちづくり委員会)、東北キャリアゼミ(人材育成委員会)、多様な人材の活用ワーキンググループの第二回会合(地域創生委員会)、仙台市が主催する東北グロースアクセラレーターとソーシャル・インパクト・アクセラレーターのイベントへの参加(起業支援委員会)について報告を行いました。その後、幹事の一人から2024年上半期に発行される新札(日本銀行券)の特長や使用されている最新技術について紹介があり、最後に2名の幹事から、政府によるコロナと経済の両立という政策転換の発表以降、全国旅行支援などの影響も踏まえて、県内の旅行客や観光について、最新の状況の報告が行われました。

例会DIGEST

ソーシャル・イノベーション、ソーシャル・イノベーション、
バリア・バリューについて

法政大学大学院 教授 米倉誠一郎氏 法政大学大学院 教授 米倉誠一郎 氏
株式会社ミライロ 代表取締役社長 垣内俊哉氏 株式会社ミライロ 代表取締役社長 垣内俊哉 氏

様々な社会課題をビジネスの手法を用いて解決するための革新的な解決法、ソーシャル・イノベーションが注目を集めおり、そのイノベーションを起こすカギが多様性といわれています。では、日本の企業が多様性を受け入れ発展していくためには、どのような対応をとるべきなのでしょう。日本にソーシャル・イノベーションという概念を広め、数多くの起業家を支援されてきた米倉誠一郎氏と、「バリア(障がい)をバリュー(価値)に」をモットーに、障害者の視点を活かしたビジネスを展開する起業家・垣内俊哉氏にご登壇いただき、イノベーションを起こすビジネスと多様性の関係についてお話しいただきました。

【米倉誠一郎氏 略歴】

1953年東京生まれ。一橋大学名誉教授。法政大学大学院イノベーション・マネージメント研究科教授。ソーシャル・イノベーション・スクール(CR-SIS)学長。世界元気塾塾長。『一橋ビジネスレビュー』編集委員長。一橋大学社会学部(77年)および経済学部(79年)卒業。81年同大学大学院社会学研究科修士課程修了。90年ハーバード大学Ph.D.(歴史学)。
一橋大学イノベーション研究センター教授。2008年より2012年まで同センター長。2012年よりプレトリア大学ビジネススクール(GIBS)日本研究センター所長を兼務。その他、多数の企業の社外取締役、NPO理事を務める。

【垣内俊哉氏 略歴】

1989年愛知県生まれ。2010年立命館大学中に株式会社ミライロ設立。生まれつき骨が弱く車いすで生活を送る。自身の経験に基づくビジネスプランを考案。高齢者や障害者など誰もが快適なユニバーサルデザインの事業を開始、障害のある当事者視点を取り入れた設計監修・製品開発・教育研修を提供する。社会性と経済性を両立する取り組みの実績をもとに、国内のみならず海外における登壇や、メディア出演も多数。14年日経ビジネス「THE100-2014日本の主役」に選出。18年Japan Venture Award「経済産業大臣賞」、22年財界「経営者賞」。経済界「金の卵発掘プロジェクト2021グランプリ」受賞。

新入会・交替会員紹介

会員総数346名(2023年2月24日時点)

入会(1名)

大賀 達雄 様

会員

大賀 達雄 様

株式会社識学
営業2部東北営業所
識学講師

交替(1名)

高原 博 様

幹事

高原 博 様

日本通運株式会社仙台支店
執行役員北海道・東北ブロック地域総括兼仙台支店長