宮城・仙台の自然に惹かれて

仙台経済同友会の会員、そして事務局の皆様にはたくさんの学びを頂き、日頃より感謝申し上げます。

福島で産まれて、父の転勤で約２年毎に東北を巡る生活をして参りましたが、自分で会社を設立してから宮城県に拠点を置かせて頂きまして約30年が経ちます。

東北のどの県もそれぞれの良さがあり、楽しい思い出がたくさんございますが、その中でも、宮城県、仙台市は海にも山にもアクセスが良く、季節を感じる事のできる自然の豊富さに魅せられております。

お仕事を頑張る為の自分の活力として、趣味の登山、釣り、マリンスポーツを存分に楽しめるスポットが多くあり、気軽に出向ける事に感謝して過ごしております。

今月の幹事会では、小林代表幹事からの挨拶に続き、会員異動について審議を行い、満場一致で承認されました。引き続いて、事務局より、一社SENDAI光のページェントから「2023 SENDAI 光のページェント」、仙台市から「令和5年度　仙台市ラインプランセミナー」、「仙台市女性活躍推進セミナー」の後援名義使用申請について、10月26日に盛岡で行われた第46回経済同友会東北・北海道ブロック会議について、委員会の活動について、海外視察の候補地について、今後の予定について報告を行いました。

その後、東北・北海道ブロック会議に参加した幹事からの感想、東北地域における景気の現状、それに伴う賃金上昇や価格転嫁、東北地域への半導体製造会社の進出に伴う人手不足や人件費の高騰懸念といった点について、幹事からの話題提供を交えながら、意見交換を行いました。

「実は、仙台とジャズはとても深い関係があります」と話す仙台出身のサックスプレーヤー熊谷駿氏。第二次世界大戦終戦後、仙台にアメリカ軍が駐留していたことで仙台はジャズが盛んな街となった、という歴史があったのです。そこで熊谷氏は、当時の活気あふれるジャズの街を再興しようと「定禅寺月一ジャズスポット」を企画しました。一過性ではない、日常的に気軽に音楽が聴ける場をつくり、仙台を世界各国から人が集まる魅力ある都市として盛り上げようという計画です。「地域の活性化には新しい視点が必要」と新たなプロジェクトに意欲を燃やす熊谷氏にご登壇いただきました。

【熊谷駿氏　略歴】

1991年宮城県仙台市生まれ。ジャズのサックスプレーヤー。作曲家。仙台高専名取キャンパス 電気工学科卒業後、神戸の音楽学校に入学。2014年アメリカ・バークリー音楽大学入学。16年同大学卒業。音楽学士取得。17年アメリカ・ニューイングランド音楽院修士課程入学。19年同音楽院卒業。音楽学士取得。在学中より積極的にアメリカにて演奏活動を実施。帰国後は地元仙台市において行政・テレビ局・新聞社後援のジャズコンサートなどを開催。現在、日本トップクラスのサックスプレイヤーとして国内を拠点に活動中。三井不動産、サントリー等が大手スポンサーとなっている自身のコンサートでは、これまでに5,000名以上動員。前売完売が続出している。CDもこれまでに10枚リリース。