Monthly Report No.429
幹事会だより
2023年11月20日
今月の幹事会では、小林代表幹事からの挨拶に続き、会員異動について審議を行い、満場一致で承認されました。引き続いて、西井代表幹事より代表幹事円卓会議について、事務局より11月15日~18日に行った沖縄視察について、委員会の活動について、今後の予定について報告を行いました。
その後、沖縄視察に参加した幹事から視察の感想、経済や物価の先行きについての展望について発言があり、また、仙台市が再開した交流人口拡大財源検討委員会に参加した幹事から第一回会合の内容の報告があり、それらを踏まえて意見交換を行いました。
2023年度新入会員歓迎会
2023年11月10日に新入会員歓迎会が開催された。今年度は新入会及び交代を含め61名が対象となり、当日は14名が新入会員として出席した。
歓迎会では各新入会員が壇上にて、自己紹介を行い大いに盛り上がった。
引き続き積極的な活動参画をお願いしたい。
沖縄視察ミッション
2023年11月15日~18日に沖縄視察が行われ、今回の視察には14人の会員が参加した。
16日には沖縄科学技術大学院大学(OIST)を訪問し、国際的で学際的なアプローチを重視した自由で独自な研究環境を見学した。午後には首里城の再建現場をガイドの説明を受けて見学した。また、その日の夜には沖縄経済同友会との懇親パーティーを通じて、親睦を深めた。
17日は沖縄那覇基地を見学、現状の自衛隊の状況説明及び国防の重要性について意見交換を行った。その後ひめゆりの塔、平和記念公園を訪れ沖縄視察ミッションを終了した。
例会DIGEST
経済安全保障のために
企業が考えるべきこと
東京大学公共政策大学院 教授
国際文化会館地経学研究所 所長
鈴木一人 氏
これまでグローバルな経営の基本は、為替で有利な場所や生産コストが安いところを見ながら取り引きを進めていくのがベストな方法とされてきました。しかし、中国のレアアースの輸出停止や水産物の輸入停止などにより、グローバルな経営を成り立たせていたそれらの前提が崩れてきています。今世界は、経済効率最優先のグローバリゼーションから自国の脆弱性や潜在的なリスクを軽減する「経済安全保障」の時代にシフトしているといわれています。そんな中、日本の企業はどのように経営を展開すべきなのか。国際政治経済学の第一人者、鈴木一人氏にその対策などをお話しいただきました。
【鈴木一人氏 略歴】
1970年長野県生まれ。95年立命館大学大学院国際関係研究科修士課程修了。2000年英国サセックス大学大学院ヨーロッパ研究所博士課程修了。筑波大学大学院人文社会科学研究科専任講師。05年同准教授。11年北海道大学公共政策大学院教授。13年国連安保理イラン制裁専門家パネル委員。20年東京大学公共政策大学院教授。22年国際文化会館地経学研究所所長。(公職)17年日本安全保障貿易学会会長。20年国際宇宙アカデミー正会員。22年内閣府宇宙政策委員会委員、他。(書籍)11年「宇宙開発と国際政治」(岩波書店、サントリー学芸賞受賞)、他
新入会・交替会員紹介
会員総数351名(2023年12月1日時点)
入会(2名)
会員
伊藤 謙 様
株式会社あいホーム
代表取締役
会員
粟嶋 学 様
株式会社NTTコミュニケーションズ東北支社
交代(1名)
会員
相生 英一 様
近畿日本ツーリスト株式会社
北日本支社長
※今月の「マイ仙台暮らし」は休載します。