Monthly Report No.431
マイ仙台暮らし
ほどよい距離感を楽しんでます。
(株)仙台協立 氏家正裕
MY仙台暮らし
大学進学を機に石巻を離れ仙台での最初の生活は、バブル期のキラキラした人たちをうらやましく思いながら体育会活動とバイトに励んだ4年間でした。
東京に憧れて就職しましたが、家業の会社を引き継ぐ為に5年ほどで仙台に戻り今に至っています。
ほぼ知り合いがいない状態からのスタートだったのですが、勢いで入ってしまった仙台青年会議所で出来た友人たちと、国分町地区の地域活動でお世話になった先輩たちとのつながりが、仙台暮らしをとても有意義なものにしてくれています。
同友会もそのご縁の延長で入会しています。
まちづくりとの出会い
40代前半までは、なんとなく中途半端だった過去に負い目を感じ、自社の発展だけを考えて、お金、お金、と目先のビジネスにまい進していました。
しかしながら、いくつかの大きな失敗を機に、ちゃんとした会社にしようと反省し今に至っています。
そんな中で出会ったのが「まちづくり」でした。
2010年に購入した定禅寺ヒルズをきっかけに具体的な活動をスタート。
その後「敷地に価値無しエリアに価値あり」という言葉に感銘を受け、定禅寺通り活性化検討会に入会したことで本格的なまちづくり活動の開始となりました。
外ものである上に、久しく地元を省みずビジネスの繋がりを求めて全国をふらついていましたが、若かりし頃にお世話になった先輩方に暖かく迎え入れて頂けた事で、今の活動が出来ています。
大変感謝しています。
ほどよいサイズ
東北一の大都市ですが、100万人の人口を感じさせない身近さがあると思っています。
人付き合いという面では、30年近く住んでいると、まちを歩けば必ず誰かに会いますし、どこにいっても誰かが知り合いと繋がっています。
この狭さをネガティブに捉える人もいますが、ポジティブに受止めて積極的に行動していくと、いろんなものが繋がり大きなパワーになる事を実感しています。
また、都市の魅力という意味では、市内から海も山も近くコンパクトに全部楽しめるので、タイパもコスパも良い貴重な都市と思います。
私はトライアスロンをやっているので、海で泳いだ後に山岳コースで自転車を走らせ、平地に戻ってランニングをし、サウナに入って国分町で4種目目の旨いものを食べて吞む。
楽しみのすべてが一日で出来てしまう素敵なまちを満喫しています。
まちづくりもビジネスもプライベートな活動も、リアルな手触り感のある距離で活動出来る事が魅力です。
最初の3種目はお誘いしませんが、まちづくりや4種目目は是非ご一緒させていただきたいです。
これからもよろしくお願いいたします。
※「マイ仙台暮らし」では会員様のコラムを募集しております。掲載をご希望の方は事務局までご連絡ください。
例会DIGEST
令和5年の新年会を盛大に開催
当会では、新春を寿ぎ会員の交流を深めるため、毎年1月に新年会を開催しています。新型コロナウイルス感染症の感染症法での位置づけが5類に移行し、
今年は1月31日に秋保温泉 伝承千年の宿 佐勘において、宮城県知事・村井嘉浩様、仙台市長・郡和子様をお迎えし、総勢100名で執り行いました。
小林代表幹事の年頭挨拶、来賓からの祝辞、西井代表事の乾杯後、参加者一同が大いに交流を深め、盛会のうちに終了しました。