仙台での暮らしと街の変化

同友会の皆様、事務局の皆様には、日頃より感謝申し上げます。

仙台42年目

仙台に生まれ、父の仕事の都合で幼少期、小学校入学前までは、石巻で育ちましたがその後仙台に移り住み早や41年、大半を仙台で暮らしています。これからも。

会社の有る定禅寺通りは、けやきに春の芽吹きを最近感じられるようになってきました。

春夏の緑、秋の紅葉はもちろん、葉が落ちた冬もそれはそれで良い感じのする通り、私の四季を感じる場所です。間も無く車線減少工事も始まり、定禅寺通りも生まれ変わる、市役所の建替え、勾当台公園整備など周辺と一緒に進化する時を迎えます。定禅寺街づくり協議会へも参加させて頂いておりますが、まずは一市民として楽しみにしております。

仙台の新たな発見

『仙台の新たな発見』はいつも同友会でお会いさせて頂く皆様、特に転勤の多い方々からです。

お酒が美味しい、お米が美味しい、まちなか散歩に丁度良い、ゴルフ場が近い等々。

そうなんだ！と住み慣れると見えない『もの』や『こと』を改めて感じることが出来る瞬間MY仙台同友会です。

経済同友会は２０１７年度の経営リーダーシッププログラムへ参加させて頂いたのが始めでした。

前任から引継ぎ、今幹事の一員として引き続き参加させて頂いておりますが変化、成長する街へ貢献出来ればと思っております。

引続きよろしくお願い申し上げます。

今月の幹事会では、西井代表幹事からの挨拶に続き会員異動について審議を行い、その後、事務局より、第３６回全国経済同友会セミナー（福井大会）のプログラムの一部修正（金沢経済同友会による能登半島地震の被災地報告の追加）、２０２３年度の事業報告、２０２４年度事業計画骨子（案）、２０２３年度収支（見込）、再開したものの会員への周知不足で集客が滞っているトークインサロンの現状について報告しました。その後、２０２４年度事業計画について各委員長から補足の説明を行い、トークインサロンについては、改めて主旨や意義について会員に周知した上で９月より再開することを確認しました。また、岡山幹事より２０２４年１月の展望レポートに基づき、経済や物価の先行きについて報告がありました。

令和6年の元日早々に、能登半島地震が発生するなど、日本各地で大地震のリスクが高まっています。東日本大震災から13年目を間近に控えた2月例会では、長年にわたって津波工学を研究されている東北大学の今村文彦教授に、ご講演いただきました。今村教授は、巨大地震・津波の歴史や東日本大震災とそこから得た教訓、令和６年能登半島地震の概要と津波の特徴、今後のリスク、新しいハザードマップなどの発表とともに、事前復興に言及。突然の悲劇をもたらす災害に対して、事前に関係者の方々と復旧復興の計画を立てておくことの必要性について語られました。

【今村文彦氏　略歴】

東北大学災害科学国際研究所　副理事（復興新生担当）および津波工学研究分野教授
東北大学大学院博士後期課程修了。東北大学工学部土木工学科助手、同大学院工学研究科付属災害制御研究センター助教授、教授を経て、2014年より2023年まで災害科学国際研究所 所長。主な専門分野は津波工学（津波防災・減災技術開発）および自然災害科学。東日本大震災復興構想検討部会、中央防災会議東北地方太平洋沖地震を教訓とした地震・津波対策に関する専門調査会などのメンバー、復興庁復興推進委員会委員長、一般財団法人3.11伝承ロード推進機構代表理事、土木学会副会長など。