Monthly Report No.438
マイ仙台暮らし
炭が地球を救う
幹事 門傳 英慈
(有限会社川口納豆 代表取締役)
家業を継ぐまでの経緯
仙台経済同友会の皆様、大変お世話になっております。
私は昭和37年栗原郡一迫町(現 栗原市一迫)に4人兄弟の3番目として生まれました。兄弟の中では体格に恵まれ、なんとなく私が川口納豆の跡取りと成ることは暗黙の了解でした。
大学卒業後、就職し、その後実家に戻る予定でしたが、社長(父親)から家業が忙しいのでといわれ、卒業後、川口納豆に入社いたしました。
米の栽培と環境問題への取り組み
弊社は、納豆製造と米の栽培を行っております。
米に関しては、価格が急騰しており、今後、さらに上昇するのか、維持されるのか、暴落するのかは全くわかりません。
然しながら、温暖化が顕著な昨今、CO2削減のため、もみ殻の炭化を行っております。
炭化は、毎回同じ様な作業を行っていても、温度、湿度などにより微妙に差が出て、毎回、改善の繰り返しで楽しく作業をしております。
私の最近のキャッチフレーズは「炭が地球を救う」です。
これからも、温暖化を考えながら楽しく楽しく学んでまいります。
※「マイ仙台暮らし」では会員様のコラムを募集しております。掲載をご希望の方は事務局までご連絡ください。
幹事会だより
2024年9月24日
今月の幹事会では、西井代表幹事からの挨拶に続き、会員異動について審議を行い、満場一致で承認されました。
引き続いて、提言委員長の菅原裕典副代表幹事より、提言の方向性について報告を行い、大山終身幹事から補足説明を行いました。
その後、事務局から能登半島地震の支援(IPPO IPPO NIPPON)について、まちづくり委員長の深松努副代表幹事より部活動支援の活動について、広報戦略委員長の佐藤吉雄副代表幹事より事業構想大学院大学との連携について、再度、事務局から熊本視察の日程について、報告を行いました。
その後、提言の内容や最近の国内外の経済状況、自由民主党総裁選挙などについて、幹事からの話題提供を交えながら、意見交換を行いました。
例会DIGEST
イノベーションは手段であって目的ではない
一橋大学 名誉教授
米倉誠一郎 氏
一橋大学名誉教授の米倉誠一郎氏は、長年にわたってイノベーション研究に取り組まれています。今回の講演では、日本人の生産性や賃金を上げ、思考を転換して付加価値を上げていくことなどを提案されました。次に、アイリスオーヤマ株式会社 代表取締役会長の大山健太郎氏と対談。ピンチをチャンスにするためにも、優れた組織をつくって、小さな変化でも捉えられるようにし、速やかに判断して実行していくことが必要とのこと。また、景気を良くするための賃金の上げ方や、楽しく仕事をしていくことなども語り合われていました。
【米倉誠一郎氏】
一橋大学 名誉教授。デジタルハリウッド大学院 特命教授。ソーシャル・イノベーション・スクール(CR-SIS)学長。世界元気塾塾長。『一橋ビジネスレビュー』編集委員長。
【略歴】
1977年一橋大学社会学部卒業。1979年同大学経済学部卒業。1981年同大学大学院社会学研究科修士課程修了。1982年~2017年一橋大学イノベーション研究センター助手を経て助教授・教授。1990年ハーバード大学Ph.D歴史学。2008年~2012年一橋大学イノベーション研究センター センター長。2009年~2019年日本元気塾塾長。2012年~2014年プレトリア大学ビジネススクール(GIBS)日本研究センター所長(Academic Director)を兼務。2017年~法政大学大学院教授。2020年~ソーシャル・イノベーション・スクール(CR-SIS)学長。世界元気塾学長。2021年~世界元気塾塾長
【学外履歴】
2003年~2004年ソニー株式会社グループ戦略室コ・プレジデント兼務。2004~教育と探求社非常勤取締役。2010年~Ten Nine Communication社外取締役。2012年~NPOキッズファン理事長。2014年~NPO e-Education理事。2014年~2017年株式会社アドバネクス社外取締役。2018年~NPOティーチャーズ・イニシアティブ理事。2018年~NPO Cross Fieldsアドバイザー。2021年~インフロニア・ホールディングス株式会社社外取締役。
新入会・交替会員紹介
会員総数364名(2024年10月7日時点)
入会(3名)
会員
嶺岸 香理 様
株式会社
青葉ガーデン
取締役
会員
五十嵐 学 様
株式会社
久米設計
東北支社支社長
会員
鈴木 宏迪 様
株式会社
ボルテックス
仙台支店長兼担当部長
交代(2名)
会計監事
坂爪 敏雄 様
株式会社
仙台銀行
取締役頭取
会員
菊池 寛康 様
有限責任監査法人
トーマツ
仙台事務所長