年頭所感 代表幹事 一力 雅彦 image
 謹んで新年のご挨拶を申し上げます。皆様には初春を穏やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。
 新型コロナウイルスの感染が再拡大する中で、2021年が幕を開けました。コロナ禍はあらゆる産業に甚大な影響を与えており、移動の制限や飲食店の営業時間の短縮を余儀なくされ、医療崩壊の懸念など、厳しい状況に直面しています。収束の気配もいまだに見えず、ワクチンの開発と普及によるウイルスとの闘いが当面、続きますが、皆様との情報の共有を一段と活発化して、コロナによる社会経済活動への変化に敏感に対応して参りたいと思います。
 今年は東日本大震災から10年の節目を迎えます。宮城県ではプレハブ仮設住宅がすべて解消され、道路や施設などハード面での整備が順調に進んでいます。しかしその一方で、被災地でのコミュニティーの再生や心のケアなどソフト面での課題が浮き彫りになっています。復興のソフト面では10年で区切ることはできません。震災を忘れないための「伝承」と、今後の地域社会の未来を描くことも被災地の経済界としての大きな役割です。新たなスタートに立つ思いです。
 コロナ禍では一方、テレワークやウェブでの会議が進み、場所を選ばない働き方にも注目が集まっています。地方の良さに目を向けるきっかけになることも期待されています。変革を促す大きなチャンスととらえ、新しいことに果敢に挑戦していきたいと思います。
 仙台市の都心再構築プロジェクトが動き出すことも期待されます。当会では昨年12月に「まちづくりフォーラム」を開催し、回遊性を重視した賑わいを生み出す空間を創出するよう提言を仙台市に提出しました。その具現化に向けて今年はさらに議論を深めていきたいと思います。
 九つの委員会やトークインサロンなどによって、起業や競争力強化、若手の人材育成などに向けてさらに活発な議論を重ねてまいります。本年も皆様の一層のご支援、ご協力をお願い申し上げます。